オール電化は火傷に注意。
2016/6/19
オール電化の住宅に初めて住む人は蛇口に注意が必要です。
ガス給湯器を使い慣れた人が、エコキュートなどの温水器を使うときに注意したいのは蛇口から出てくるお湯の温度です。ガス給湯器の場合は、湯温をお風呂で使う４０前後の湯温に設定し、そのまま特に気にせず使用していることでしょう。４０度前後であればお湯だけを使用しても火傷の心配は無いので問題はありませんが、エコキュートなどの温水器は使用できる湯量を多めに確保するために、60度以上の高温に設定していることが多いです、この湯温のまま直接触れると当たり前ですが火傷します。
通常はサーモスタット付きの混合栓などを用いて、火傷をしないように工夫をするのですが、商品によっては蛇口の付け根の金属部分がお湯と同じような高温になっていたり、サーモスタットの操作ミスや故障により、高温の湯に触れて事故になることがあります。
高齢者や幼児がいる世帯で事故が多いことを考えると、決して人にやさしい仕組みとは言えません。取扱説明書にはもちろん十分に注意するように記載はしてありますが、不慣れな客人や子供だけでの入浴では注意にも限界があります。
便利な物ほど使用を誤ったり、誤動作した時のダメージは大きくなります。特に身体にかかわることは後悔が効かない事にもなりかねません。流行りだからといってよく理解しないで導入することは慎みましょう。
昨日に続き本日も「三河総合住宅展２０１６」にて家づくりなんでも相談コーナーを担当させていただきました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
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