お家の進路相談所スタッフブログ

不動産業者の選び方。

2017/1/28

 

「不動産業者の選び方がわかりません。」手持ちのマンションを売りに出そうと考え、いくつかの不動産業者に声をかけたら、それぞれが違うことを言ってくるので、どこの不動産業者が本当のことを言っているのか分からなくなったそうです。

 

不動産を購入することが人生に数回ならば、売却をすることも何度も経験することではないでしょう。大金が係る人生の一大イベントなのに、不誠実な不動産業者にあたってしまうと、その後の人生にも大きな影響を与えることになります、それぐらい業者選びは慎重に検討しなければいけません。

 

頼んではいけない不動産業者の特徴はいくつもありますが、例えば売却を依頼する契約「媒介契約書」は、「一般」「専任」「専属専任」の3種類があり、そのなかの専任や専属専任の契約を当然のように求めてくる業者は要注意です。詳細は割愛しますが、売主が業者にやってもらう仕事に違いがないのに、仲介手数料が一般と専任・専属専任とでは2倍の開きがあります。必死でわけのわからない理屈をつけて専任・専属専任を結ぼうとしますが、そのような業者は自分の儲けしか眼中にないので今どき論外です。

 

また、自分の大切な資産を任せるのですから、担当者には卓越した智賢と経験を有してもらっていなければなりません。宅建士の資格を持っていれば安心というわけではありませんが、最低限の知識を有している証明にはなります、(不動産業者の恐ろしい一面は国家資格を有していなくても営業活動できることにあります。)経験年数は短くても5年以上が望ましいです。

 

不動産業者に電話をすると「それでは査定をさせてください。」と必ず言われます。業者によって対応方法は違いますが、なかには電話やメールだけで査定を行う業者もあります。一見気楽で良く思えますが、もちろん簡易的な査定なので、その金額が売却価格になることはまず無いと考えた方が良いでしょう、あくまでも客を自社につなぎとめる営業手法の一部です、自動車でさえ実車を確認するのに、さらに高額な住宅を現物確認せずに査定するなどあり得ません。また、あきらかに他社より高い金額で査定する業者もいます、同じマンションで高層階より低層階の方が高い金額で売りに出されているケースが散見されますが、とりあえず媒介契約をしてしまいたい業者の口車に乗ってしまったのでしょう。

 

信頼できる業者を探すのは手間のかかる仕事です、会社の大小や広告宣伝の多さでは比較できません、一時の苦労と努力が大きな果実となります、楽して果実は得られません。

 

 

マンションの売却を絶対に任せてはいけない業者 まとめ

・専属専任や専任などの媒介契約を求めてくる業者

・媒介契約を急がせる業者

・担当者が宅建士の有資格者ではない業者

・相場より高い査定価格を提示してくる業者

・査定を異常に短時間で済ます業者

・「当社だったら売れます。」などと根拠のない発言をする業者

・ホームページにお客様からの称賛の声ばかり掲載する業者

ひとつでも該当するようだったら要注意です。

「甘言は毒であり諫言は薬である。」トランプさんにも教えてあげましょう。

 

 

 

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