住宅ローンの条件交渉。
先日、某地銀の住宅ローン担当者の方から「どうしてウチの住宅ローンは人気が無いのでしょう？」と質問されてしまいました。たしかにその地銀の販売している住宅ローンは、なかなか魅力のある条件で、決して他の金融機関の条件と比較しても遜色ないばかりか優れているといっても良い商品です。
現在、住宅ローンを選択する時には金利・借り易さ・諸費用・利便性などを総合的に検討する必要があります。どんなに条件が良くても、希望の金額が借りられなければダメですし、希望の金額が借りられてもその他の条件が整わなければダメです。
住宅ローンには「優遇金利」がつきものです、優遇金利を適用してもらうにはその金融機関が定めた条件を満たさなければなりません。優遇金利の条件は金融機関によって異なりますが、給与振り込みや公共料金の引き落としなどを条件としている金融機関が比較的多いです。
しかし、その条件を満たせないので優遇金利をあきらめてしまったり、その金融機関を対象から外してしまったりする人は多いと思いでしょう。「今まで使っている口座を、住宅ローンの為に変更するのは面倒だ。」と誰もがためらうのは当然です、顧客が嫌がる事を金融機関は押し付ける訳ですのでもともと無理がありますね。
でも実はこの条件は、場合によっては変更できることもあります。もちろん各金融機関しだいで対応は変わりますが、表向きは絶対条件であっても交渉次第では外すことも可能です。（少々テクニックは必要ですけどね。）
冒頭の悩める担当者の金融機関は給与振込などの条件は絶対に外せないそうです。今後の住宅ローンの商品開発の方は、利用者が不便だと感じることをやめることから考えていただきたいですね。
昨夜は今年初の松茸を味わいました、やはり秋は食べ物が美味い！
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