お家の進路相談所スタッフブログ

今後、住宅ローンは、どうなると思いますか?

 住宅金融支援機構が平成18年に採ったアンケートで、「今後、住宅ローンの金利は、どうなると思いますか?」というアンケートの結果で5年後(平成23年)の予測はこうでした、

1.大幅に上昇 21.6%
2.少し上昇   63.2%
3.余り変化しない 8.8%
4.少し低下 1.3%
5.大幅に低下 0.2%
6.見当がつかない 4.9%

 さて、では結果はどうだったでしょうか?三井住友銀行の金利推移で比較してみると2006年11月の住宅ローン金利が2.83%、2011年11月が2.42%という結果になり、なんと9割以上の方が予測を外すという結果になりました。

 5年前は93%の方が『これ以上金利は下がらないから今が住宅の買い時だ』と判断されたのかもしれませんが、どうやらその予測は当たらなかったということです。私の記憶では一般の消費者のみならずハウスメーカーやエコノミストまでも『これ以上住宅ローンは下がることは無いだろう』と声高に言っていましたので、だれもがそれを信じてしまったことになります、そうなってしまったことには様々な理由が組み合わさり、一概には語れないと思いますが、如何に金利の予測が難しいものであるということは言えるでしょう。

 では今後はどうなるのでしょうか?現在では日本だけでは無く、欧米も含めて世界的に超低金利の時代になりました、もうこれ以上下げようが無いところまで来ているとすると本当に今が『底』なのかもしれませんが、経済の世界は今後ますます複雑になるでしょうから予測不可能ですね。

 それにしても前述のアンケートの予測を見事当てた1.5%の方を、ご存知の方がいらっしゃいましたら是非ご紹介ください、爪の垢をいただきにあがらせていただきます。

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