お家の進路相談所スタッフブログ

良い間取りとは。


 


本当に良い間取りってどんな間取りでしょう?建売住宅や新築マンションを購入する人以外は、自分で間取りを考えるチャンスが与えられます。そしてほとんどの方が間取りを考えるのが大好きです、今まで建築を専門に勉強してきた人も、そうでない人も一生懸命夜も寝ないで間取りを考えます。


 


プレハブメーカーのいわゆる規格住宅でさえ、多少の間取り変更はできます。私の経験でも供給者側の提案をそのまま受け入れた方はひとりもいらっしゃいません。


世の中には間取りを考えるためのノウハウ本やコンピューターソフトが、有料無料問わず星の数ほどあります、それほど間取りを考えるのは楽しい事なのでしょう。


 


特に自分で間取りを決めたいと考える方は、せっかく大金を投じるのだから、自分らしさを演出したいでしょうし、それまでの自身の経験から良いと感じたものに近づけたいとだれもが思うでしょう。しかし間取りを考える時の落とし穴はそこにあります。


 


本当にお客様に親身になって考えてくれる業者は、完成直後の形では無く、10年後20年後30年後までを考えて提案をしてくれます。当然それでは今欲しい間取りとは離れたものになってしまうかもしれませんが、住まいの使い勝手は家族の成長と共に変化していくものです、それは過去の経験や見聞きした物では計る事はできません。やはり親身になって一緒に考え、時には苦言を呈すぐらいの設計者の方が良い提案者といえます


 


また間取りは単に部屋の配置という意味だけでなく、通風・採光・遮音・断熱・外観デザインなどの建物全体の性能にも大きく影響を与えます、将来的なメンテナンスコストや資産価値も変わってきます。残念な事ですが一般の方ではそこまでを配慮した間取りを考えることはまず難しいでしょう、やはりプロの知恵を利用するべきです。


 


しかし押しの強い方ですと、自分の考えた間取りでなければ気が済まないので、ハウスメーカーや工務店、設計者はそれをそのまま受け入れてしまいます。実は受注者側にとってはそれが一番楽で、将来責任追及される心配もなくなるので、心のなかでは「シメシメ」と思っています、それを宣伝文句に変えると「自由設計であなたの夢をかなえます。」になります。


 


なんでも願ったように図面を書いてくれる設計者は、実は住宅という建物に対して提案力のない設計者なのかもしれません。せいぜいその設計者の過去の僅かな経験から、いかにもそれが素晴らしいものであるかのように虚言するのが関の山です。


 


 


良い間取りとは部屋の配置や空間などの事では無く、家族とともに成長し豊かな生活を送れることです。“木を見て森を見ず”になってしまわないようにご注意ください。


 


 


 


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