お家の進路相談所スタッフブログ

将来のリフォーム費はいくら必要?

2016/5/6

 

ご相談者様のライフプラン書を作成している時に、時々悩むのが将来のリフォーム費の備えです。住宅の建築(購入)時期や新築時の仕様により、リフォームのタイミングが変わってきますし、老後の蓄えや収入・同居人の有無によって、「まったくリフォームする余裕が無い。」から「建て替え(若しくは住み替え)も可能。」まで判断が分かれます。

 

ご相談者様の年齢にもよるので、「〇〇でなければならない。」という決まった回答がある訳もないですが、住宅購入者層で最もボリューム層である30代の方の場合、将来の大規模リフォームは避けて通ることができないので、老後資金に大きな影響を及ぼします。

 

それではリフォーム資金はどれぐらい必要になるかと言えば、

http://www.j-reform.com/publish/pdf/jitsurei-H27.pdf

が参考になります。

 

建物性能の向上を目的にしたリフォームから、化粧直し程度のリフォームまで、目的が様々なので一概に参考にならないかもしれませんが、工事費は戸建住宅の中央値が369万円、マンションの中央値が336万円と言う事です。

 

但し、築年数別でみると、築30年以上経過した戸建住宅・マンションともにリフォーム費用が500万円以上を費やしている方が、4割以上になりますので、できればこれぐらいの金額は資金計画として考えておきたいですね。

 

 

最近では一部のハウスメーカーや不動産会社は、購入前にライフプラン書の作成を薦めてくる会社もあるようですが、将来のリフォーム費用まで含めて提案してくる会社は見たことがありません。彼らが作成するライフプラン書は、基本的に住宅を「買わせる」為のライフプラン書ですから、あえて将来の不安を見せるようなライフプラン書では困るわけです。

 

人生の計画表といえるライフプラン書を、自分の商売の為に騙しのテクニックとして用いるのは止めていただきたいです。

 

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