お家の進路相談所スタッフブログ

高齢者との同居住宅は誰に相談する?


 


20141212


 


 


 このところ、高齢者と同居する前提の住宅の相談が続きます。やはりこれからの家づくりはソフト面・ハード面を問わず、高齢者というキーワードなしでは考えられなくなっています。


 


 高齢者を考えた家づくりといっても身体機能の状態によって対応は様々になりますし、刻々と変化していくので、「これをやっておけば絶対に大丈夫。」ということにはなりません。


 


 現在すでにお困りのことがある場合、つい目先がそこに行ってしまい、そのことだけを解決させようとしてしまいがちですが、その結果、かえって状況の変化に対応し辛くなってしまう状態に陥ります。つまり良かれと思って準備したことが裏目に出てしまうこともあるのです。


 


 購入や建て替えを検討する人は、今の住まいに不満があっての行動ですから、それらの問題を改善することに気持ちがよっていってしまうのは仕方のないことだと思いますが、近視眼的な住まいのプランを考えていると取り返しのつかない事態にもなりかねません。


 


 認知度は低いですが「福祉住環境コーディネーター」という資格があります。建築業者や設計士に相談すると、「ここに手摺をつけましょう。」とか「段差をなくしましょう。」などの設備に頼る回答しか得られないことがありますが、福祉住環境コーディネーターは名前の通り“調整役”ですので、建築・医療・介護福祉・行政などの立場を理解し、その仲立ちをする事により、より利用者並びに利用者のご家族の立場にたった住環境整備の提案をすることができます。


 


 未来の家づくりは、まず建築会社や設計士に相談に行くのではなく、そういった専門家に相談することから始まるのかもしれません。そうすれば業者主導ではなく自分が主導権を持って考えることができるようになります。


 


 


 


 


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