お家の進路相談所スタッフブログ

団体信用生命保険は家族を守るか?

 NASAが『600光年先に地球と同じような惑星が存在し、生物がいる可能性が高いだろう』という男の子に取ってはたまらない情報を発信しましたね、遠い将来人類がその星に住み替えるなんてことが現実になるかもしれません、まぁ今は絵空事でしょうが夢があっていい話ではないでしょうか?

 マイホームの取得は夢と現実のバランスが重要です、ときに大きなリスクになり得るものでもあります。そのなかでも皆さんが気にかかるのは債務者である大黒柱のご主人にもしものことがあったらどうしましょう、という不安です。
 ご存知の通り、住宅ローンを組むときには「団体信用生命保険」に加入の検討をされるでしょう、民間の住宅ローンではすでに保険料が金利の中に組み込まれていて、借り入れと同時に保険加入する場合が多い(ほとんどの場合は強制加入)です。この「団体信用生命保険」はご主人にもしものこと(はっきり言うと死亡)があった場合はその後の返済が免除されて残された遺族は住宅ローン返済の心配から解放されます。
 なんだかとてもありがたい保険に聞こえますが、安心するには注意が必要です。例えばお亡くなりにならずに重度の障害が残ったり、病気療養で長期間就労できなかったりした場合では保険金が下りない場合があります、そういった状態をカバーするには他の保険に加入するか、その状態もカバーする団体信用生命保険を選択するかしないといけませんので金融機関を選択するときにあわせて検討しましょう。
 
 フラットを利用する場合は団体信用生命保険に加入するかしないかは任意で決める事ができます。まったく無保険状態はお勧めできませんが団体信用生命保険が強制でないので選択肢がひろがります、特に年齢の若い方の場合は「収入保障保険」なども検討されると大幅な保険料の節約にもなることがあります、くれぐれも金融機関の言いなりにはならないようにしてください。

 以前、『家族を守るための団体信用生命保険』と宣伝していた記憶があります、でも本当は金融機関を守るための保険でもあるわけですからこの保険料って金融機関が全額負担してくれてもいいんじゃないかと思うのは私だけでしょうか?

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