マイナス金利時代の住宅ローン。
2016/3/12
お客様の横について営業マンの説明を聞いていたら脱力してしまいました、「せっかく金利が低いのですから、固定金利よりも、より低い変動金利の方が有利ですよ。」いまだにこんな営業トークを展開する営業マンがいるようです。
お客様の収入も支出も確認せずに、借入方法を限定するような営業トークは、ただ買わせたいだけの本音が透けて見えるだけです。本心からそう言っているのか、会社の教育が悪いのかわかりませんが、もう少し責任感を感じてほしいです。
もちろん変動金利が悪いわけではありません。ただ、高額の融資を受けるわけですから、リスクとコストはできるだけ低く設定・固定化させるのがセオリーであり、目先の有利さだけで判断するのが間違いだという事で、世の中には固定金利で借り入れするべき人と、変動金利を選択しても問題が少ない人がいるという事です。
変動金利のメリットを充分に生かし、将来の金利変動リスクにも対応できる人であれば変動金利で借り入れすることをお勧めします。必要なリスク対応力は人それぞれになりますが、この超低金利時代にそのメリットを享受できるのであればそれに越したことはありませんし、場合によっては銀行に預けるよりも高い利回りでお金を借りるという不思議な利益を得ることもできます。
なんだかつまらない営業マンの話を聞いて気持ちがエキサイトしてしまい、愚痴の用になってしまったので今日のブログはこれにて・・・。
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