どうして給湯器の破裂事故が無くならないのか。
2018/1/28
このところの厳しい寒さで水道管の破裂事故が多発しています。先日は弊社の近所の洋菓子店でも給湯器の接続部分が凍結により破裂し水漏れ、それが道路まで溢れだしたうえで凍結したので、駐車場一面がスケートリンク状態になっていました。ところが水道業者さんもてんてこ舞いのようで、いつになったら修理してもらえるのかわからないとのこと、小さなトラブルが大きな影響を与えてしまうことになりお気の毒です。
冬季の凍結トラブルは、普通の水道業者であれば防止方法はわかっているので防ぐことはできるはずなのですが何故かなくなりません。ずいぶん昔に建てられた住宅であればわからないでもないですが、つい最近に建てられた建売分譲などでも多発しているようです。
最近の給湯器には凍結防止機能がついているので、この地域(西三河)では通常であればよほど凍結するようなことは無いのですが、それほどの低温でもないのに事故が起こっています。筆者の過去の経験としては住宅の引き渡し後に入居まで日があったので、通水後に施主がブレーカーを落としてしまい、凍結予防ヒーターが働かず給湯器が破裂したことがあります、モッタイナイ精神が裏目に出てしまったわけです。
住人の利用方法に問題があることも考えられますが、気になるのは最近の建売住宅の中にはコストダウンという名前の手抜き工事により、給水管や給湯管に断熱カバーが取り付けられていなかったりすることです。建売住宅の引き渡しの際に一般の方では断熱カバーの有無までチェックする人はまずいないでしょうし、担当の営業マンでもそこまでの知識を持っている人は少ないので疑問にも思わないで事故が起きてはじめて問題を感じます。
凍結事故はメーカーの補償外なので、修理費は住人の負担となるでしょう。不便を被るは、痛い出費はあるはで踏んだり蹴ったりな人がこの冬は大勢でているのでしょう。引き渡しを受けるときはやはり第三者のプロに立ち会ってもらい事前に問題点を把握してもらうのがよいでしょう。
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