静かな家を、お得に手に入れる方法。
2016/5/1
先日入居されたばかりの、弊社でコンサルさせていただいたお客様のお話し、「家の中が静かで、外の物音が聞こえてきません。」その理由は、やはり構造にあります。
このお客様のお宅は以前のお住まいと比べると、前面の道路の交通量も増えて格段に賑やかになっているはずですが、それでも随分と静かになったそうです。特に遮音性にこだわって建てたわけではないですが、長期優良住宅の認定条件でもある「省エネルギー対策等級４」の基準を満たしていることが遮音性の向上につながったのでしょう。
この基準は、住宅を断熱材等で包み込むことにより、従来よりも高い水準の断熱性を実現するものです。さらに断熱性に優れたサッシなどを使用することにより、窓から入り込む音も軽減することができます。当たり前のことですが、断熱性と気密性が高まれば、遮音性も同時に向上するわけです。
このお宅は地元の工務店に建築していただきました。当初からお客様の希望が長期優良住宅でしたので、工務店も勉強しながらでしたが要望に応えることができました。長期優良住宅や低炭素住宅、ゼロエネ住宅などは大規模なハウスメーカーが得意としますが、地元の工務店であっても充分に建てることができます。
小規模な地元工務店で建てるときに、どうしても技術力が不安になってしまいますが、長期優良住宅などの評価方法基準が明確化されている方法で建てれば、ハウスメーカーの建物と遜色ない性能を持つ建物を、比較的安価な工務店の施工価格で手にすることができます。
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