お家の進路相談所スタッフブログ

岡崎市 あなたの足元に活断層はある?

2016/4/24

 

 今日はいつもと趣向を変え、電話でお客様からリクエストをいただいた過去のブログを再掲させていただきます。5年近く前の2011年11月の記事ですので、少々加筆修正いたしました。

 

 

 東日本大震災以降は地震リスクに対する考え方がより一層高まった感があります、阪神大震災の後に活断層ということばが一般的になり、だれもが注目するようになりました、ところでそもそも活断層とは何でしょうか?

 活断層とはその名前から連想されるように、まれに大地震を起こす地震の巣のような物だということですが、そのほとんどは休眠状態なのだそうです。  それでは愛知県での活断層はどのようになっているのでしょうか、もともと中部圏・近畿圏には活断層が異常に集中しているそうですが、不思議なことに岡崎市や安城市には活断層は見当たらないようです、一部額田方面の山間部に行けばリニアメントと呼ばれる活断層の疑いがある地形がありますが岡崎・安城についてはそれすらなく気持ちが悪いくらいです。

 岡崎市民にとっては心配が少ないのですから良いことなのでしょうが、手元のデータは平成9年に愛知県の防災局が公表したもので、最近の調査で発見されているかもしれませんので最新の情報を調査中です、新たに判りましたらお知らせしたいと思います。

 そういえば以前阪神大震災の後、活断層というものがクローズアップされた時期に活断層の上にマンションが建っているとか原発が建っているとかで話題になりました、その際は不動産の価格にも影響がでて評価が下げられましたが、当地でも新たに見つかったりすると土地の値段も下がってしまうかもしれませんね。

 しかし住んでいる人にとっては価値よりも安全が優先でしょうから正しい情報を早期に提供してもらい、自分で取れる対策はしておくべきでしょう、防災は1に自助、2に共助、3に公助が原則ですからね。 愛知県防災局 活断層マップのホームページはこちら
http://www.quake-learning.pref.aichi.jp/pdf/atlas.pdf
(重たいですからダウンロードに時間がかかるかもしれません)
※知多半島と三重県東部の方は見るとびっくりするかもしれないので、見ないほうがいいかもしれません。

 

5年前の記事は以上です。今回の熊本・大分の地震では、活断層の直上でなくても大きな被害が出ているところあるそうですから、活断層の有無に限らず、現地での確認が一番重要です。

 

 

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