新築と中古の比較方法。
2015/12/17
先日のお客様からいただいた質問、
「新築と中古、どちらが良いですか?」
毎回、返答に困ります。
この地方では「マイホーム」というと、新築の建売分譲か新築マンションをイメージする人が多いと思いますが、価格が安くて、土地や建物が広い中古住宅だって、立派な「マイホーム」になります。
新築の建売住宅にしても、「こっちの間取りは良いが、立地があちらより不便。」「デザインはこちらの方が好きだけど、設備はあっちの方が充実している。」など、予算・環境・設備・デザイン・タイミング、などのすべてを満足させる物件に出会える可能性は高くはありません、というよりは、ほとんどないといってもよいかもしれません。
マイホーム購入に、こんなに高いハードルを自ら定めてしまうのは、無意識にマイホーム入手をひとつの「ゴール」としてしまうからでしょう、でも、それは間違いです。マイホームは入手してからがスタートであり、家族に合わせて「住居」は変化させていかなければいけません。
高いハードルを掲げて「住居」を購入すれば、いずれは家族が「住居」に合わせなければいけなくなる時期が来るかもしれません。今、マイホームを探している人は思い出してください、マイホーム購入の夢を見始めた時、欲したのは「家族が安心して、笑顔で住むことのできる家。」だったはずです。それであれば、マイホームは新築でも中古でもどちらでも良いはずです。
もし、新築と中古の価格の違いが500万円しかない(例えば、新築4600万円、中古4100万円)とした場合、多くの人は「500万円しか違わないのなら新築にします。」とお答えになりますが、500万円は、概ね1人分の大学に通う教育費と同等です。どちらが自分たち家族にとって重要なのか、しっかりと考えてみる必要があるのではないでしょうか。
冒頭の、お客様からの質問に対する私の返答は、
「それを決める前に、家族にとって何が重要で、それにいくらの費用が必要か考えてみましょう。」です。
たかが「住居」と「家族の笑顔」どちらが重要なのかは、私よりもお客様の方がご存じのはずです。
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