新築住宅を購入すると耐久消費財を200万円購入?
2015/09/4
住宅を購入すると、家具を買い替えたり、カーテンを購入したり、住宅の購入費とは別に多くの耐久消費財を購入することになります。
もちろん購入する住宅のタイプや、家族構成によって必要な品や購入価格は異なりますが、参考になるデータを住宅支援機構が公表しています。
http://www.jhf.go.jp/about/research/other_jittai.html
目を引くのは、
「一戸建て(新築)1 世帯当たりの耐久消費財購入額は201.0 万円」
の文字です。中身をしっかり読まないと「新築住宅を購入すると耐久消費財の購入で200万円も必要になるのか!」と誤解しそうです。
詳しくは住宅金融支援機構のホームページを見ていただくとして、データの収集方法が「住宅の購入後、概ね1年以内に購入したもの」を対象にしており、対象物の中に「新車」「中古車」「太陽光パネル」が含まれていますので、それらが平均額を大幅に引き上げています。ですから、単純に200万円がだれでも必要になるわけではありません。
それでも、このデータを見ていただくと、世代別に必要な金額や見落としていた耐久消費財の存在に気付かされることもあるでしょう。あくまでも平均ですから、全てを新品で揃えることになれば、データの平均金額よりも相当高くなるでしょうし、調査対象項目に載っていないものを購入することもあります。つまり、住宅購入の総額を検討する際に予め充分に検討しておく必要があるということです。
それにしてもデータでも示しているように、何故か住宅購入と同時に自動車を購入する人は多いです。自動車1台の購入のタイミングを間違えただけでライフプランを大きく踏み外す人もいます、それなのに購入してしまうのは、住宅購入という行為自体が、消費の感覚を変化させてしまうのかもしれません。気持ちが大きくなってしまうのもわかりますが、よ~く考えてみましょうね。
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