ボーナス併用返済はしない、が原則です。
2013・12・6
単なる偶然なのか、それともそういう流れが来ているのか、“ボーナス払い”について相談が重なりました。
住宅ローンの返済を考える時に、どこの金融機関でも“ボーナス払い”を併用することができます。リーマンショック前(この地域ではトヨタショック前)は住宅ローンの返済計画に、ボーナス払い併用を計画するのは当たり前になっていましたが、「会社からボーナスが出ない。」状態を経験したあとは、ボーナス払いをあてにしない、健全な返済計画を考えるのが当たり前になりました。
ファイナンシャル・プランナーとしては、ボーナス返済を組むのは、端から勧められることでは無いので“良い傾向”だと考えていたのですが、先日弊社に住宅ローンの相談にみえたお客様に、私がボーナス払い無しの資金計画をお出しすると、困惑された表情で「ハウスメーカーはボーナス払いの計画を見せてくれたので、同じようにしてほしい。」と言われました。
当然、ボーナス併用をすれば毎月の返済額は低く抑えられますが、その分をボーナスで返済することになるので、年間を通した返済額は同額です。つまり、毎月が楽になったように見せかけただけであり、返済額が減るわけではありません、いわばトリックです。
お客様に尋ねてみると、「ハウスメーカーの担当者は「皆さんボーナス併用ですよ。」と言っていた。」との事。それが本当だとすると、世の中の景気が劇的に良くなったのかもしれませんが、おそらく多くの人はそうは思っていないでしょう。
不確定なボーナスを、はじめから過大に返済計画に織り込むのは危険な行為と言えるでしょう。理想はゼロにすることですが、難しければせめて2~3割以内に納めておきたいです。
それにしても「皆さんボーナス併用ですよ。」と言い放ったハウスメーカーの担当者は、普段から相当きつい返済計画を提案していたのではないでしょうか、そうでなければ「皆さんボーナス併用ですよ。」にはならないと思います、余程高いものを売りつけるのが上手なのでしょう。
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