住まいづくりは何からはじめるか?土地探しでも建築会社探しでも情報収集でもありません。
2013・10.13
住まいづくりは何からはじめるか?
本日、無料個別相談にお越しいただいたお客様が、以前に広告会社が運営する注文住宅の紹介所に行ったところ、「土地を持っていない人は、まず建築会社を決めると良いですよ。」と勧められたとのこと、理由をたずねてみると「建築会社さんが親切に土地を探してくれるので、そちらにお任せすればよいのです。」との答えでした。
はたして本当にそうでしょうか?そのお客様も疑問に思ったそうです。“見つけてくれるかもしれないが、当然その建築会社に都合の良い物件しか紹介してくれないだろう”“限られた予算のなかでやりたいのに、過剰な提案をうけるのではないだろうか?”“その会社の在庫物件を押し付けられるのではないだろうか?”“建築会社を先に決めてしまったら施主である自分たちの自主性は保てるのだろうか?”等々、疑問が次々に湧いてきて、さらにはゆっくり検討したいのに根拠のない期限をくぎられてしまい、釈然としなくなってしまったそうです。
注文住宅を建てる場合、例えば街並みであったり、法律上の制約であったり、地形や高低差などの特徴であったり、土地と建物は常にセットで考えなければいけません。
土地の条件はほとんどの場合、自分の力で変えることはできません。街並みはその地域の方が時間をかけて形成してきたもので、その地域の共有の財産です。法律は無視してしまえば違法建築です。地形の特性を無理に変えるには莫大な費用がかかります。
つまり建物は自分の裁量で決められますが、土地については他者が決めたルールに従うほかないのです。そのような状況ですから「土地と建物どちらを先に決める?」と聞かれれば、土地としか答えようがありません。
建築会社を先に決めるようなことをしてしまうと多くの場合、主導権を建築会社に握られてしまい(これを気持ちの良い言葉ではワンストップサービスと呼んだりします)、他に選択肢を与えられないまま住まいを購入することになります。“結果オーライ”であればよいのですが、この方法、実は大きな問題が潜んでいます。それは資金計画ついてはほとんどフォローがないということです。
希望の建物価格+建てられる土地の価格=総予算。という事になり、銀行で資金が借りられるどうかだけを焦点とし、返済できるかどうかは二の次にされてしまい、過剰なローン返済に苦しむことになります。
冒頭の質問の答え、まず初めにするべきことは、安心して返済できる借入額を導き出す「資金計画」です。家ごときの為に家族みんなの人生がローン返済で精一杯になってしまうとしたら、本末転倒、元も子もありませんよね。自分が買ってもよい上限価格をきちんと把握していれば、誰に依頼したとしてもローン地獄に陥ることはありません。
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