金利上昇局面に変動金利を選んでよい人。
2013・07・18
「住宅ローンの金利が上昇する。」最近の週刊誌はこの文句をショッキングな表現で表紙を飾っています。
「金利が上昇するからこれから借りる人は固定金利にしなさい、借りてしまっている人は固定金利に借り換えなさい。」と同じ内容の記事を各誌が横並びで掲載するという事はよほど住宅ローンに対して興味を持っている人が多いという事でしょうか。
弊社に相談にみえる方でも住宅ローンの選択についてはぎりぎりまで慎重に検討を重ねます。基本的な“変動か固定か”についてもしっかりと相談させていただきますが、変動金利を選択される方については弊社として以下の基準を設けています。
□ 変動金利のリスクを正しく理解していること。
□ 5年・1.25倍ルールを理解していること。
□ 住宅ローンの返済以外に教育・老後資金の貯蓄ができること。
□ 計画的な繰上返済ができること。
□ 適用金利が仮に3倍になったとしても返済できる余裕があること。
□ リタイヤ前に完済するなど比較的短い返済期間で計画できること。
□ 政策や金利動向を定期的に確認できること。
□ 購入金額に対して借入金額が8割以下であること。
□ 今後のライフプランを作成していること。
全ての条件を満たしている必要はないと思いますが、私の場合はせめて半分以上は該当しないと変動金利での借入をお勧めすることは難しいと判断させていただきます。
金利種類の選択はそれぞれの特徴だけでなく借りられる人の特性を含めて判断しなければいけません。一概に「変動はダメで固定は良い。」「固定はダメで変動が良い。」ではありません。どれが得なのではなく、どれが自分に合っているのかを見極めなければいけないのが住宅ローン選択のコツです。
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