変動金利で借り入れている人が、今すべきこと。
前回の本ブログで私が変動金利を否定しているような誤解を与えた方がいらっしゃるようなので追加説明させていただきます。
確かに今このタイミングで住宅ローンにおいて変動金利を選択することはリスクが高いと言って良いと思いますが、必ずしも全ての人において変動金利による借り入れがダメという訳ではありません、変動金利でなければ借り入れと返済が難しいというような人はダメということです。
変動金利の方が返済額が低いのは間違い無いのだからとりあえず変動金利にしておいて、金利が上昇したら固定金利に借り換えればいいのではないかという意見もありますが、本当にそんなことが容易にできるのでしょうか?
変動金利での借入金利が上昇するという事は、固定金利での借入金利も同時に上昇しています。
それまで最低金利のメリットを最大限享受してきた人が、あえて経済的に条件の悪い固定金利に移行するように考え方を切り替えるということは想像以上に大変な事でしょう。
固定金利に借り換えた場合、例えば3000万円の借入れ額がある人は、毎月の返済額が8万円だったのが10万円になるなど、2割以上あがることも考えられます。さらにインフレにより生活費の負担が増していることも考えられますので、将来が不安だからと言って自分で自分の首を絞めるような返済額アップを選ぶことは難しいのではないでしょうか?また、変動金利型住宅ローンの多くは、金利が変動しても返済額を5年間据え置きます、当面の返済額が変わらないのであれば危機感も感じにくくなります。
つまり変動金利型住宅ローンで借入をしてもいい方とは、
・返済期間が短期である。
・固定金利に借り換えることができる人。
(当初の頭金の比率が低い人は借り換えをしたくてもできないことがある)
・将来、金利が上昇しても預貯金で対応できる人。
など資金計画に余裕のある人は変動金利型住宅ローンを選択するという方法もあると思います。
もう既に変動金利型住宅ローンで借入をしていて、現状で返済がきつくなっているのであれば、諦めることなく早めに相談することをお勧めします。
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