耐震等級はどれぐらいにするのが良いか?
今朝の淡路島近辺の地震により被害を受けられた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。災害がこれ以上拡大しないよう緊急対策が適格に講じられることを祈念すると共に一日も早い復旧と皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。
この18年で地震にたいする備えは大きく変わりました。阪神大震災のときはまさに不意打ちで、身構える余裕も無く、ただ揺れに体をまかせるしかありませんでしたが、今朝の地震では揺れの来る30秒前に携帯電話と防災ラジオがほぼ同時にけたたましく警報を鳴らし、身構える余裕ぐらいは与えてくれました。
阪神大震災以降、地震の警報だけでなく建物の耐震性に関する技術も飛躍的に向上しました。国も地震被害に対して自助努力を高めてもらう目的で、耐震性能を建築基準法の定めを上回るレベルに高めた建物には税制や保険料などでの助成を多く展開しています。
いずれこれらの耐震に関する基準は、今の定めより必ず厳しい基準に改められることになるでしょう。その時に現行の建築基準法をクリアーする程度(つまり最低基準)で建てられた建物は“基準以下”のレッテルを貼られてしまうかもしれません。
少ないコストで耐震性能を高めるのは実はそれほど難しいことではありません。間取りやデザインを“耐震性能ありき”で考えればこれまでとそれほど変わらないコストで“耐震性能3等級”レベルを得ることも可能です。
自分の代は必ず住み続けることが前提であれば、どんなレッテルを貼られても問題ないかもしれませんが、将来、売却や賃貸を考えるのであれば優遇税制や助成を活用することで性能を高めることを考えてみるのもよいでしょう。
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