不動産市場が変化？
今朝は個人投資家の依頼で裁判所へ“競売”の札入れに行ってきました。ほぼ一年ぶりぐらいの久しぶりの入札参加ですが、裁判所の様子がすっかり変わっていて驚きました。
これまで入札の書類提出先で人が並んでいるのを見たことも無いのですが、今朝は一番で入ったつもりが既にふたりも並んで順番待ちの状態、さらに前の二人は複数の封筒を持ち、一度にいくつかの物件に札を入れていました。
待っている間に、私の後ろにさらに二人も並ぶのは偶然なのか、それともこれからの不動産ブームの予兆なのか“不動産マーケット”が変化している証拠かもしれません。
書類を提出時に受け付けの方に「最近、忙しいですか？」と尋ねたら（もちろん答えてくれるわけは無いのですが）苦笑いを返してくれたのは、きっと忙しくなってきているのだと私は勝手に解釈いたしました。
不動産業界が活発化するのは、これから住まい探しをする方にとって悪い事ばかりではありません。競争が激しくなれば、物件の良否の判断がし易くなりますし、業者の対応も「差」が明確になってきます、選択眼さえもっていれば大丈夫です。
不動産業界が活発化することによる弊害はやはり価格の上昇です。住まい探しとは単純にはリンクしませんが、J－REITなどの不動産投資物件関係の株価はこの１ヶ月で1.5倍くらいに上昇した銘柄も珍しくはありません。
景気が良くなるのは望ましいですが、あまりに期待が先行しすぎると、不動産価格が上昇しすぎて“マイホームは高嶺の花”となるのは勘弁してほしいですね。
買う買わないの判断は急ぐ必要はないと思いますが、その為の準備は一日でも早く勧めた方がよろしいでしょう。
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