住宅関連の記事は鵜呑みにしないでください。
最近の週刊誌の見出しには、急に住宅関係の記事がやたらと増えてきたような気がします。多くの雑誌で、「知らないと損する！」や「これだけ得をする！」というショッキングなキャッチのタイトルを付けて自社の雑誌の購入を煽ります。(という私も依頼されて執筆するコラムなどのタイトルはとてもキャッチな印象になってしまっていますが・・・。)
たしかに税制改正や季節的にもクローズアップされる時期であることは間違いないのでしょうが、為替が円安方向に向かったり、株価が急上昇したり、「アベノミクス」のおかげで(本当にそうかは分かりませんが？)世間(マスコミ)が急激にプラス思考に転換したような感覚を覚えます。
いかにも“今、家を買わないと後悔しますよ”などと煽る記事をみると、雑誌を売るために魂まで売り渡す出版社の姿勢には辟易とします。たしかに一部の人には記事の通りの事がおきているかもしれませんが、万人に共通するかのように誤解を与えてもしかたのない記事構成などで勘違いをして、被害者がでない事を祈ります。
もっとも雑誌で得られるような情報は、住まいづくりに必要な情報のほんの一握りでしかありませんから、勘違いしてしまう人はいないでしょうけどね、、、と信じたいです。
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