現地に行かなければ分からない。
先日、紹介された土地物件を現地確認に行った時の出来事。更地(何も建物が建っていない状態の土地)だったので、取り敢えずの下見という事もあり、車内から眺めるだけにしようと思っていたのですが、何故か“何か”が気に障るので降車して現地を見てみることに、その“何か”は車から降りてすぐにわかりました、それは“臭い”です。
その臭いの元はまさしく汚物です、しかし現地にはそれらしき物も痕跡もありません、鼻を頼りに探っていくと原因は側溝からでした。前の道路に敷設された側溝から漂ってくるのですが、どうやら臭いの元を排出しているのは数件先の民家の浄化槽のようです。
物件の地域は下水道が敷設されているのですが、その民家はまだ切り替えていないようでした、浄化槽は適切な管理を行えば悪臭を出すようなことはないのですが、何らかの事情でメンテナンスされていないのでしょう。
この手の問題は意外に厄介です、例えば古いタイプの単独浄化槽では、使用者の方が特定の病気(それほど珍しい病気ではありません)に罹患し薬を服用すると、浄化槽内の微生物が死滅し、汚水を浄化できなくなってしまいます、よって分解されない汚物が臭いを発する訳です。その事を浄化槽の使用者が承知していれば対策できますが、他人がとやかく言うにはデリケートすぎる問題です。
この物件については、当分様子を見てから再検討しましょうという事になりました。もしこの状態が続くようですと、家を建てた場合は洗濯物干場の間近が側溝になりますので気になります。
やはり物件の情報は、ネットや書面だけでなく“現場”をしっかり確認しなければいけません。
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