良い不動産屋の見分け方。
台風が通過したので少しは秋らしくなるのかと期待していましたが、相変わらず暑さが続きます。ここまで続くともはや“残暑”と呼ぶには無理があるような気がします、日本はこれから“四季”ではなく“二季”になってしまうのでしょうか?考えすぎですかね。
今朝の社内での会話、ありがちな「不動産屋に対するイメージ」とは、
・悪徳。
・地上げしてる。
・なんだか怖い。
・金の亡者。
・敷居が高い。
・いい加減なことを言って人を騙す。
・・・ここまで書いてきて、なんだか悲しくなってきました、これでは反社会的勢力の人たちと全然変わりません。
このようなイメージを持たれてしまった責任はもちろん私たち業界の人達にあります。高額で人間の生活の根幹にかかわる「住まい」を取り扱うにもかかわらず、自らの利益のためにのみ行動することを許してきた体質が生み出したものです。
テレビなどのメディアも不動産屋を善人には扱ってくれる人はあまりいません(別格はサザエさんに出てくる花沢さんのお父さん、妙にいい人です)。世間のイメージが全般的に不動産業界に否定的ですから、我々業界人はより一層業界のイメージ向上のために努力しなければいけないでしょう。
不動産の取引はとても複雑です、スーパーでカゴに入れてレジでお金を支払うというような手慣れた方法ではありません。“良い住まい探しは、良い担当者に出会う事”などという決め台詞をいろんなところで見かけますが、それができたら苦労はありませんし、必ずしも良い人が良い情報を必ず持っているとはもちろん限りません。
できることなら「良い担当者とは私の事です。」と胸を張って宣言したいのですが、私にも苦手とするタイプの人がいますので誰に対しても100%の結果を出す自信はありません。むしろ、なんでも任せてくださいと堂々と言える人のことを羨ましく見つつ眉唾にも見てしまいます。
胡散臭さを無くす一番の方法は、やはり透明度を上げる事ではないでしょうか。不動産会社や建設会社は一般の人にとって生涯に何度も出会う人種ではありません、それなのに大金を使う訳ですから慎重になって当然です。
実は透明度が上がらないのには一つ理由があります、それは仲介(媒介)という取引の方法です。仲介は不動産業者が直接自社の所有物を売却するのではなく、他人の不動産の売却の仲立ちをする方法です。自社の所有物を販売するのとは違い、一般的な調査・説明責任を除けばトラブルになった際の責任は売主にあるので、不動産業者は無責任な立場をとりがちになってします。
買主様や売主様から見れば「せっかくプロに頼んだのに・・・。」という事でしょうが、現行法では不動産業者が責任をとる例は稀です、業者側から見れば「わずかな手数料でできる範囲は限られる。」ということになるので、いつまでたっても堂々巡りのままでしょう。
これからの良い業者の見分け方はどれだけ“情報開示”に努めるかで判断できるでしょう、調査結果や悪い情報を出し惜しみする業者ほど信頼はおけません。
「先ず隗より始めよ」ですね。
不動産屋のイメージ その他
・黒塗りの高級セダンに乗っている。
・金のネックレスとブレスレットをしている。
・ゴルフが上手い。
・いきつけの高級クラブがある。
・高級腕時計を日替わりで着けている。
あぁ、私、ひとつも持っていない、嬉しいやら悲しいやら・・・。
写真は不動産業者が店頭に掲示することを義務付けられている看板です、これもなんだがイカツクないですか?ここらへんからイメージチェンジが必要かもしれません、
弊社も掲げなきゃいけないので止む無く掲げていますが、私だったらこの看板を見たとたんに、なんだか怖そうなので回れ右です。
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株式会社ハウジングコンサルティングファーム
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