エネルギー問題を逆手にとって住まいの購入を楽にする。
台風の影響でしょうか今朝は早くから風の強い一日でした、通勤の自転車のペダルがいつもより随分と重く感じ、会社に着く頃にはエネルギーが尽きてヘロヘロになってしまいました。
私にとっては意外なデータですが、住まいについて最も重要と思う点を調査した結果では「冷暖房の費用負担などの省エネルギー対応」はほとんど重要視されていません。私どもに住まい探しの相談にみえる方のお話を伺っても、今の住まいは“冬寒いから暖かくしたい”とか“夏暑いから冷房を効き易くしたい”というリクエストは多いですが、光熱費をいくら位に抑えたいという具体的なリクエストは少ないです。
総務省の家計調査では、光熱費はここ数年は横ばいですが、その他の消費は減少しています。つまり家計に占める光熱費の割合が上昇しているという事です。
住まいを新しくされた方で、従前の住宅と比較して「大変良くなった」と評価する割合で、トップの住宅の広さ・間取り」の23.5%に次いで「断熱性や換気性能」17.1%というデータがあります。ということは、省エネ性についてはそれほど期待していないが、結果としては住宅の性能が上がり、住んでみたら省エネ性が高かったということでしょうか?
特に電気代については、今後当分の間は上昇することは避けられないでしょう。そうなるとオール電化住宅などエネルギーを電気に依存する住宅は、光熱費の上昇は避けられません。これまでは「オール電化は家計にやさしい。」というふれこみでしたがそうもいかなくなるのでしょうか?
お気づきの方も多いでしょうが、テレビCMもホームページも中部電力の宣伝からオール電化推奨の文句は消えてしまいました。そもそも電力供給に不安があるという事なので、できるだけ電気を使わないでほしいという事でしょうからさもありなんですが、今まであれほど推奨してきたのになんだか無責任な気がします。
それでもオール電化には安全性やIHコンロなどの便利な面もあります、これからは他のエネルギーとの組み合わせ・創エネや省エネなど“電気”とうまくつきあえる住まいを考えていけば、ピンチをチャンスにできるかもしれません。もし光熱費を年間10万円下げることができれば住宅ローンの返済が一か月分程度減らすのと同じ効果があります。
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