住まい探しの思わぬ事態。
今日は“天ぷらの日”だそうですね。おいしく天ぷらを食べて夏を乗り切りたいところですが、思わぬことにわたくし、実はこの齢になって「小麦アレルギー」を発症してしまいました。それほど酷い症状ではないと自分で勝手に判断していますが、アレルギーの発覚以降、妻は私の食べ物に小麦が混ざらないように気を使ってくれていますのでとても感謝しています。でも私から、たこやき・ラーメン・うどん・天ぷらを奪った我が身を恨みます、いったい何の罰があたったのでしょうか?(ところで天ぷらの“ぷら”って何でしょう?)
思ってもいなかった事態になると大抵の方は慌てます。慌ててしまえば普段は冷静な判断ができる人でも、思わぬミスを犯したりもします、住まい探しの場合で一番初めに遭遇する“思わぬ事態”は思い通りの物件に出会った時です。
おかしな話ですが、思い通りの物件に出会ったときが思わぬ事態になります。それまでいくつも物件を見て回り、諦め始めた頃に希望の物件に出会うと大抵の方は慌てます。急にテンションがあがり、早く買わないと無くなってしまうのではないかという不安感に囚われ(不動産業者もそれを煽ります)、それまで冷静に考えていたはずが、あばたもエクボになってしまったり、あえて問題点に目をつむってしまったりします。だれでも突然、美女やイケメンに出会えばドキドキしてしまうでしょうから仕方の無い事かもしれませんが、それでそのまま問題物件を購入することになったりしたら最後は残念な結末が待っています。
思わぬ事態で慌てないようにするには“訓練”が必要です。いざという時にいつでも対処できるように、購入の際の条件を順番付けておくこと、必要な費用を事前に把握しておくこと、期限の目安を決めておくこと、など肝心なことを予め決めておけば慌てることは無くなります。
ぶれない気持ちときちんとした将来計画(ライフプラン)があれば、美女やイケメンの誘惑にも惑わされることはありません。(意外に美女やイケメンは維持費が掛かったりするものですしね。)