基準地価
先日、市内の不動産鑑定士(不動産鑑定士とは不動産の鑑定評価を行う専門家で司法試験・公認会計士に並ぶ国家資格を有する職業の方です)の方からヒアリングを受けました。目的は不動産鑑定士が今後発表する“基準地価”の動向について、不動産業者の生の声を参考意見としたいからだそうです。
一般の方には“基準地価”という名前はあまり聞きなれかもしれないですね、正式には『都道府県地価調査基準地価格・都道府県地価調査結果』という名前で、都市計画区域や林地などを含み、国内の土地取引価格の目安になっています。不動産鑑定士が調査し、毎年9月に最新地価が発表されることになっています。
ものすごく簡略すると、不動産鑑定士の話を聞いて知事が決めた土地の値段です。「これが正常な値段ですよ。」と知事が定め、不動産業者などはそれを参考に取引価格を決めてくださいね、という意味もふくめて公表されます。
実際の土地取引においては基準地価の価格だけにとらわれるのでは無く、その他の様々な要素を考慮して決められますので基準地価が「絶対」の物ではありません。
ただし、誰でもが見られる形で公表されますので公平性はあります。不動産の売買は最終的には売主・買主双方の合意の上で価格が決定されますが、その時の参考になることは間違いありません。
これから住まい探しをする方は、狙うエリアの価格の参考のために基準地価を参考にしていただいても良いかもしれません。基準地価のホームページはコチラ
先日、話題の映画『テルマエ・ロマエ』を家族で観ました。妻は笑ってみておりましたが、私は途中から爆睡でした。阿部寛のおしりを存分に見たい人はお金を払ってどうぞご覧ください。