昼間の顔に騙されるな。
まるで盛夏のような連日の夕立です。そろそろ梅雨を迎えようかという季節に、少々気の早いカミナリ様が派手に太鼓を打ち鳴らしています。
カミナリの雷鳴はどこにいても平等に響きますが、住まい関連の騒音問題は平等ではありません。騒音問題といってもいろいろあります、道路・工場・飛行機・動物・電車など様々です。
私の自宅は繁華街のはずれで且つ公園のとなりにあります、夜は酔客の騒ぐ声、これからの季節は花火で騒ぐ嬌声、深夜は暴走族とパトカーの追いかけっこ、大型車の通り過ぎる爆音、など騒音問題は盛りだくさんです。そのなかで私にとって一番耳障りなのは『人の声』です。
引っ越してきて住み始めた時は、公園のとなりだから静かだろうと思っていましたが、初日から裏切られましたので少々ショックでした。私の実家の周りは水田が広がる農村地域でしたので都会の洗礼を浴びて、田舎者には応えました。
酔客の騒ぐ声と公園でたむろする若者たちの嬌声、ときには喧嘩をしているかのような怒鳴り声は本当に不愉快で我慢ならないものです。これから住まいを探す方は、深夜の騒音問題には本当に注意していただきです。
住まい探しはどうしても昼間の明るい時間帯しか見ないで済ましてしまいがちです、公園の隣だから静かだろうと思い込むと私の二の舞になってしまいます。手間を惜しまず確認しましょう。
私は今の住まいに引っ越して23年になります、周囲の騒音環境は改善されるどころかますます悪くなっています。しかし人間は環境に慣れる生き物なのか、ここ最近はまったく気にならなくなってしまいました。鈍感になるのも少しは役に立ちますね。