やはり“おしゃれさん”が良いでしょう。
今朝の通勤途中に偶然旧友に会いました。彼は口髭を生やして風貌がずいぶん変わっていたので声をかけるのをためらったのですが、友人に間違いないだろうと思い、おもい切って声をかけました。新緑の爽やかさとは真逆の友人の風体に、少々戸惑いながらもたわいの無い会話をして別れました。次回再会するときにはもう少し「こぎれい」にするように助言してあげようと思っています(あまり私も人のことは言えませんが)。
中古住宅や土地の売買のお手伝いをするとき、検討してくれるお客様に見ていただく時にはできるだけキレイな状態を見ていただくように努めます。「色の白いは七難隠す」ではありませんが、やはり見ていただくからには好印象をいただけるように努力をしないといけないという理由と、汚いままだと見学していただく方に失礼に当たるからです。
それでも時々、汚いまま(室内のクリーニングをまったくしていないとか、除草をまったくしていないとか)で見学をさせる売主様(又は売主側の仲介業者)がいらっしゃいます。
キレイにしない理由はそれぞれの事情があるでしょう。あくまでも私見ですが、何か隠れた問題があったりするとキレイにしない傾向が強いように感じます、売主が愛着を持たない物件はすぐに廃れた雰囲気を醸し、愛情を注がれた物件は自然に好印象を抱くのではないでしょうか。
こういった感覚はプロの不動産業者でも一般の方でもそれほど差はありません。他の条件は整っていても「なんとなくイヤだ」とか「何故かわからないけど好きになれない」ときはこのような状態のときで自分の感覚を信じて購入には慎重になったほうが良いかもしれません。
仕事柄、競売物件を見学に行くことがあります。競売物件は内部を見ることはできないので、外からそれとなく見学して購入してよい物件か否かを判断するのですが、やはり往々にして“家の身だしなみ”が乱れている場合が多いです、競売になって身だしなみに気を使う余裕がなくなっているのでしょう。
不動産購入の場合、あまり身だしなみに無頓着な人(物件)ではなく、清楚な人を選ぶと後悔しないかもしれません。
♪それでは、お別れします。ごきげん、うるわしゅう~。♪(このフレーズがわからない人はMANZAIブームを知らない世代の方ですね。)小林進さんが亡くなられたそうですね、同じ名前なのでなんだか寂しいです。