お家の進路相談所スタッフブログ

よくある勘違い。

 

 

 竜巻が引き起こす被害はすさまじいパワーですね、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。竜巻の発生するメカニズム上、山間部には竜巻は発生しにくいそうです、どうしても自宅が竜巻に巻き込まれたくない方は山間部での生活をご検討下さい。

 

 ところで今回のような建物に大きな被害を及ぼす災害のニュースで、レポーターがよく言っている「建物の土台だけを残して跡形もなくなっています!!」と視聴者に説明していますがアレは大抵まちがっています。

 

 一般の方も良く勘違いされていますが、“土台”とは基礎(一般的にはコンクリートでできている部分)の上に横たわり、柱の直下にある“木の水平材”のことです。そもそも素材が全く違いますので間違いようがないはずですが、名前と漢字から連想されるイメージで勘違いするのかもしれませんね、実は私もこの業界に入るまでは勘違いしていました。

 

 もっとも一般的には土台には“根っこ”のような意味をもって使いますので完全には間違っていないかもしれませんね、この地域だけのことかもしれませんがその他によくある勘違いで“建坪”という言葉があります。

 

 建坪とは正確には建築面積を坪単位であらわした表現ですが、一般の方は全ての階の床面積を合計した坪数のことを想像されていると思います。建築面積とは、建物を真上から見たときの水平投影面積のことです。1階より2階の面積が大きい建物の場合は2階を地面に投影した面積となります。

 

 

ここまできて、こんな小さなことにこだわる自分の小ささが、だんだん恥ずかしくなってきましたので今日はこれまでとします。

 

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