お家の進路相談所スタッフブログ

住宅エコポイントのルール改正。

 

このところ、急に新聞等に「景気回復」の4文字が目立つようになってきました。ほんのちょっと為替に変動があり、株価が上昇しただけなのに、なんだか大騒ぎしすぎの気がするのですが・・・庶民が恩恵にあずかれるのはいつになることやら・・・。

 

馬の鼻先にニンジン制度の住宅エコポイントがますます、ややこしくなります。

 

国土交通省や環境省、住宅エコポイント事務局は51日から、再開した住宅エコポイントに【発行予約制度】を導入するそうです。今までは新築、リフォームともに工事の完了後にポイントの発行申請を行う形でしたが、これからの予約制度導入後は、これに加えて、新築であれば建築確認後から、リフォームは工事契約締結後からポイント発行申請前までに予約申し込みを行うことが必要になるそうです。

 これまでの制度では、工期の長さの違いから、戸建てに比べてマンションの発行申請時期が遅くなるという問題がありました。こうしたことを踏まえて、予約制度の導入により、「ポイントの発行を公平、確実にしていくのが狙い」だということです。

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 上記のとおり、これまではエコポイント制度は工期の長短で、エコポイントがもらえない場合が発生していたので不公平感があり、さらにはエコポイントを理由にした、無理な営業や突貫工事が横行していました。そういった問題意識がエコポイント事務局側にあったかどうかはわかりませんが、少しは改善しようとする考えはあったようですね。

 

 それにしてもエコポイントに限った話では有りませんが、この「ややこしさ」をもっと改善してもらえないでしょうか?へそまがりの私には、お役人が自分の仕事を作るためにわざと「ややこしく」しているようにみえてしまいます。知っている人だけが得をする仕組みはもともとが不公平です。

 

 元来、現況の住宅エコポイント制度は、住宅建築業界の景気刺激策とともに、東北地方の震災復興支援の側面を合わせもった施策のはずです。そうであるのならば、東北地方の復興に不足しているのは「スピード感」と言われているわけですから、それに応じた対策も講ずるべきでしょう。思い切って、ポイントの半分の「東北地方の商品購入もしくは寄付」分は先渡しにしてしまうのはどうでしょう?「明日の百より今日の五十」という対応が必要な方は、まだまだいらっしゃると思います。

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