30代の44%が持ち家です。
家は何歳までに買うのか?個人の事情が最優先ですが、他人がどうしているかは気になります。総務省の統計では以下の通りです。
年代別持ち家率
20代 8.5%
30代 44.2%
40代 69.0%
50代 76.4%
60代 86.6%
70代 85.9%
20代の8.5%は少々驚きですが、30代での伸びも驚異的です。40~50代では相続しての持ち家率の伸びも含まれるでしょうから、増加するのは当然でしょう。
返済期間の事も考慮すると、30代での住宅取得がひとつの区切りになるでしょうが、住居費の増加に加えて、教育費や場合によっては医療費や介護費などの支出が増加するときですからやはりライフプランは大切ですね。
ところで今後の持ち家率はどのように変化するでしょうか?晩婚化により単身者が持ち家を取得する傾向が上昇しています。マンションでも「おひとり様」向けのマンションの販売が好調の様子です、むろん都市部に集中している現象ですが、今後は地方でも需要が増えるかもしれませんね(ふと、自分の娘のことを考えて背筋が寒くなっています。)。
今後は住宅取得の方法もますます多様化するでしょう、一生に一回の買い物と言われた住宅も、2度3度と購入するものになるのかもしれません。