優れた建材の選び方
悲しいことに、住宅は完成したときから劣化が始まります。森羅万象、形あるものは全て壊れるのは宿命ですから仕方がありませんが、所有者としてはやるせないものがあります。
特に住宅の性能を決める設備機器などは、できれば常に最高性能を求めたいところですが、そうはいきませんね、せめて完成時には最高水準であって欲しいと思いますが、メーカー独自の様々な表示方法がありますから、一般消費者が取捨選択するのは難しいです。
そんな悩みを解決できる制度ができるかもしれません、政府は今日13日、省エネ法(エネルギー使用合理化法)の一部改正案を閣議決定しました。自動車やエアコンなどと同様のトップランナー基準の対象に窓、断熱材、水回り設備といった住宅建材を追加すると発表しました。
トップランナー基準は、現時点で最も優れたエネルギー効率を持つ製品を数年後の目標基準に設定し、目標年次にはその性能を上回るよう義務付ける仕組みです。目標基準を達成している企業は、製品へラベリングによって省エネ性能をアピールすることはできる制度です。
簡単に説明すると、最高の性能を持つ製品に遅れをとらないようにメーカーに義務付けて、それを達成すれば、「国のお墨付きの「お札」を貼れる様になりますよ。」という事です。ただしこの制度はいつから開始されるのかまだ決まっていません、さらにはこの制度では計れない優れた製品も存在するので、この制度だけに依存するのは間違いかもしれません、国土交通省のこれからの働きに期待です、。
今夜から高知県へ出張です、旨いものが食べられるのか期待です。