家の購入と同時に買うもの。
昨日に続き、住宅金融支援機構が今月発表したデータの「新規住宅取得者の耐久消費財購入実態」のなかで住宅建築・新規購入後、概ね1年以内に購入した耐久消費財の購入金額について関するデータがありました、以下概要
一戸建て(新築)1世帯当たりの耐久消費財購入額は175.1万円
耐久消費財(及び購入予定の)の平均的な金額は、
一戸建て(新築)で175.1万円、
建売住宅で117.4万円、
新築分譲マンションで118.4万円、
中古住宅で84.5万円
となった。
購入品目のベスト10は
1.カーテン・・・76.8%
2.照明器具・・・60.9%
3.エアコン・・・53.2%
4.テレビ・・・51.9%
5.応接セット・・・45.2%
6.絨毯・カーペット・・・44.2%
7.時計・・・43.5%
8.布団・・・41.6%
9.食堂セット・・・40.0%
10.ベッド・・・35.6%
と、まぁまぁ想像通りの結果ですね、10位以降は家電製品が中心になりますのでその家の事情がそのまま反映されるのでしょう。
しかし驚くべきデータもありました、それは22%の人が家の購入と同時に自動車(新車・中古車合わせて)を購入しているという実態です。
計画的な購入であればもちろん問題ないのですが、つい家が新しくなったいきおいで「車買っちゃった!」という買い方だとちょっと怖いです。マイホームを購入するとそれまでの住居関連費に比べて様々な経費が上昇します、水光熱費は家が大きくなればもちろん増えますし、それまでは無かった火災保険・固定資産税なども増えますから注意が必要です。
大きな買い物はマイホーム購入後せめて一年くらいは控えるのがよろしいかと思います、一年経過すれば新しい家でのサイクルを把握することができますので、大きな買い物をする場合でも計画的な行動がとれるでしょう。
新築一戸建てが175.1万円、中古一戸建てが84.5万円と90万円も差が開きましたが、その差は太陽光発電の設置率の違い(新築17.5%:中古2.4%)で極端な差が出てしまったのではないかと考えます。
因みにマイホーム購入後にいちばん増えないのは「交際費・こづかい」だそうです、
世のお父さん方、いっしょにがんばりましょう・・・・・。