2012年 岡崎市住宅市場予測
いよいよ年の瀬です、弊社は明日より1月4日までお休みをいただきます、本年は本当に皆様にお世話になりました、心より感謝申し上げます、来年も本年同様にどうぞよろしくお願い致します。
さて、来年の岡崎の住宅事情はいったいどうなるのでしょうか?日本全体での予測を見てみますと2011年はもともとは住宅の供給が2010年より大幅に増加するとの予測でしたが、3月の大震災により供給がストップし目論見が全く外れるという結果になりました、しかしながら震災の影響により消費マインドが大きく下降するだろうと思われていた消費意欲は懸念したほど変化なく、むしろ後半は3年ぶりの上昇を示すほどになりました。
その理由は政府の様々な施策や消費者の感情の変化などがあげられますが、その傾向は今後もしばらくは続くと予測されます、結果として日本全体での住宅供給事情においては、現在の活況が来年も継続するのではないでしょうか?
では岡崎市ではどうなるでしょうか?現在計画中のマンションや着工されるマンションはリーマンショック後では最大になるでしょう。また、トヨタ自動車が先日発表した自動車の生産台数の大幅な増産計画や、消費税アップを見込んだ動向などを考慮すると日本全体と同じように活況の様子となるのではないかと思います。
されど住宅購入予定者はこういう時だからこそ慎重な検討が必要です、慌てずにかつ決断が必要なときには大胆に決断する、その準備さえ整えておけばよいのです。
2012年私が個人的に注目するのは格付け会社による『日本国債』の格付けです、全世界的に国債の格付けが低下するなら問題ないでしょうが、もし日本だけが格下げされるような状態が発生すると、いよいよ長期金利の上昇局面の到来ではないのか思います。そうなると住宅ローン金利も当然上昇するので住宅購入予定者には影響大です、しかもそれをみて短期間ですが駆け込み購入と建設ラッシュが同時にやってくるので狂想曲の始まりとなります、いくら景気が良くなるとはいえ、正常な状態とは違いますから喜ばしい状態ではないですね、ほどほどが一番です。
2012年の経済成長予測がそれほどでもない様子ですから国債の格下げも現実のものとなるかもしれません、本当にそうなってしまうと自己保身のためのマイホーム購入のできるのはあと数年のうちだけになってしまうかもしれません。
それでは皆様良いお年を、来年が皆様にとって最良の年になることを祈念いたします。
がんばれニッポン!
がんばれ自分!