家づくりノートのススメ
先日お会いしたお客さまと通勤時間の話になり、今提案している物件に引越しすることになると通勤時間が現状よりも長くなるということでこのポイントはマイナスになりますねと持ちかけたらそうじゃないという返事がありビックリ、このお客さまは通勤時間をひとりになれる時間として毎日楽しんでいるとのこと、だから伸びるのは歓迎という結論。一般的にはダメだと思うことが必ずしもそうではないということをあらためて感じさせられました。
「なぜ」住宅購入をしたいのか、夫婦でいらっしゃるお客さまを見ていると、実はこの肝心なところがしっかり話し合っていないのではないかと感じるお客さまが意外に多いです。
・賃貸で家賃を支払うのがもったいない。
・子供が生まれて間取が手狭になった。
・将来の不安があるので持ち家を確保したい。
夫婦・家族の間でも解りあっているようでそうで無いことを放置したままにしておくと、「こんなはずじゃなかった」と後で後悔することになりかねません。
そんな状況を解決するためにお勧めしたいのは『家づくりノート』の作成です、家づくりを意識し始めると途端に膨大な量の情報が入り始めますし、提供もしなければならなくなります。この1冊の大学ノートが住まい探しを何歩も進めてくれるのは間違いないです、まずは家族の希望を書きだすことから始めましょう。
先日のブータン国王の来日でも話題になりましたが、内閣府でも日本国民の幸福度を測ることを計画しているようです、しかし人の心や価値観はひとつの尺度で測ることにそもそも無理があるということぐらいは、偉い学者さんなら当然わかっているはずでしょうから国民へのウケ狙いのパフォーマンスにしか感じられないですね、もっとちゃんとした税金の使い方をしてほしいものです。