夫婦円満の為に?
今晩はところによっては東海地方も雪が降るかもしれないそうですね、へたれスキーヤーの私は、雪はきらいじゃないけど交通マヒは困りものですので『ちょうどいい』雪景色を望みます。
『ちょうどいい』住宅ローンを考えるのは至難の技ですが、昨日に続き収入合算とペアローンについて解説します。
収入合算というのは、債務者(住宅ローンを借りる人、多くの場合はご主人)の収入だけでは基準に該当せず、希望金額を借りられないので債務者の収入に奥様などの収入を合わせて借入れ基準をクリアする方法です、ただし一般的に収入合算できる割合は、合算者の収入の50%までとしている金融機関が多いです。なお注意が必要なのは、収入合算した人には、住宅ローン控除は適用できません
ペアローンは簡単に言うとひとつの住宅にふたつの住宅ローンを組み、夫婦や親子などのふたりで返済する方法です、通常と違うのはペアローンの場合には、それぞれがお互いの住宅ローンの連帯保証人になる必要があり、またそれぞれが団体信用生命保険に加入することが必須となっています。よって、もし一方に、万一のことがあった場合には、その一方の借入残高分についてのみ団体信用生命保険によって返済されることになりますので万一のことがあったとしても全ての返済が無くなるわけではありません。ペアローンのメリットとしては住宅ローン控除がそれぞれに適用されるので、それなりに収入のある奥様である場合効果が大です。デメリットはローンをふたつ組むことになるのでその分諸費用も割高になります。
どちらにしても借入額を増やすテクニックになる訳ですが、夫婦で返済する場合はその関係が破綻してしまうと全てが終わりです。最初から離婚したときのことを考えてマイホームを購入するのはそもそもムリがあると思いますので、そこでひっかかる人はやめておいたほうが良いかもしれませんが、これを機会に互いに結婚式を思い出し、再度永久の愛を誓い合うなんてのはロマンチストですかね?書いてて照れくさくなってきました。