マイホームの維持費が高くなる?
当地三河の今日は朝から嵐の様相ですね、今朝のテレビでは急に空が暗くなったら竜巻が起こるかもしれないから頑強な建物に避難してくださいと言っていました、それはもっともなのでしょうがだからと言って急にできるもんじゃないよとひとりでテレビにつっこみ入れてましたが皆さんはどう思います?
このところ固定資産税等の増税について議論されていましたがどうやら結論は次の通りになりそうです、
【民主党税調は15日、12年度税制改正で総務省が要望した固定資産税と都市計画税を軽減している特例措置の見直しについて、見送る方向で調整に入った。13年度以降の税制改正で改めて検討する。全国の市町村会などは土地や建物の下落に伴い、税収が落ち込むとして税軽減の縮小を求めたが一方で、景気への配慮から存続を求める声も根強く、消費税増税などの大型改正を控え、意見集約は難しいとの見方が強まった。】
ということでひとまずは見送りのようでホッとしていますが、逆読みをすると消費税の増税はもう既定路線の様子ですね、もしこのまま消費税を上げられて固定資産税まで来年上げられてしまうとマイホーム取得希望者にとってはダブルパンチの可能性すらあります。
昨日の拙稿では建築や補助金等の優遇の基準が複雑すぎて困ると書きましたが、一戸建てのマイホームの公課(固定資産税・都市計画税等)についてはもう少し複雑になっても良いので住宅の性能に準じて優遇してもらっても良いのではないかと思います。現在では高機能の建物の建築を推奨するために様々な補助金がありますが、高機能にするということは当然にコストが上昇します、そうすると固定資産税などの計算のもとになる評価額もあわせて上昇します、結果として高い税金を支払う仕組みになっていたりしているとなるとなんだか騙されているような気がするのですが・・・。
住宅を社会のインフラの一部として捉えれば、高機能な長持ちするもの・環境に負荷の少ない住宅に対しては他より税金を下げる(若しくは他を増税する)のが社会の理解を得られるのではないのかなぁ~とまた一人でテレビに向かってつっこみ入れてます。