独身者こそ持ち家を所有すべき。
2016/11/18
お問い合わせをいただいたので昨日の続きを。
独身中年の住宅購入は、その人の収入によっては「有り」とお伝えしましたが、以下のような理由です。
独身中年で将来も実家に戻る予定がなく、生涯一人暮らしという前提の場合、リタイア後の収入によっては住宅ローンの返済が困難になります。よって大原則として住宅ローンはリタイア時には完済しておかなければいけません。
ということは、住宅購入の判断が遅くなればなるほど、安心して返済できる金額を借り入れすることが難しくなります。もちろん手持ち資金を多めに用意できれば返済は可能でしょうが、独身者の場合は、何らかの理由で働けなくなり、収入が途絶えるとリカバリーが難しくなるので、そのための備えは保険なども含めて用意しておかなければいけません、よってローンが嫌だからと言って、頭金の使い過ぎにも注意が必要です(どれぐらいの備えが必要かはその人次第)
必然的に多額のローンを組むことは避けなればいけませんが、必要以上に大きなサイズの住宅を買わなければ計画はできます。またファミリー世帯と違い、独身者はリタイア後に移転しても困ることは無いので、その時(売却または賃貸に出す)の為にも資産価値の高い地区の物件を購入するべきでしょう。ファミリー層が購入するときは終の住まいの覚悟が必要ですが、独身者はその点は有利です。
独身者は相続させる人がいないのだから「持ち家」は合理的ではないと言われます。たしかに死ぬまで所有を続ければ無駄になりますが、頃合いを見て手放せ(売却)ば老後資金の足しになりますし、リバースモーゲージなどを利用すれば(金融機関が応じてくれることが前提ですが)手放すことなく資金化することもできます。よって無駄に資産を残すことなくなります。
「独身だから持ち家なんて必要ない。」ではなく、独身だからこそ住まいを所有し、自分のライフプランの柱の一つとして組み込めば、今よりもっと豊かな生活を安心して過ごすことができるようになるかもしれません、はじめから諦めることなく、いちどは真剣に検討してみる事をお勧めします。
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