フラット35の金利が上昇
2016/10/3
このところ、住宅取得の前にライフプラン書を作成し、事前に資金計画を確認しておきたいという方からの依頼が増えています。
ハウスメーカーや不動産業者なども、同様のサービスを提供するようになっていますが、しがらみのない第三者が作成した物の方が、よりリアルな状況を把握できることを期待し、弊社に依頼くださるようです。そこまで考える方は全体で考えれば少数派なのでしょうが、いつの日か「まずは第三者のライフプラン書から。」がスタンダードになる事でしょう。
先月の出張セミナーでは、これまでの住宅ローン金利の推移や金利の変動による返済額の上下動の解説などをさせていただきました。偶然にも8月の金利が史上最低水準だったので、上昇するとどれぐらい返済額が変わってくるのか興味を持っていただけましたが、今月（10月）も先月に続き長期返済では金利が上昇しました。
これから住宅ローンを借り入れしようとする人は、大変気になる事でしょう。自分の都合に関係なく返済する金額が高くなってしまうかもしれないのですが、誰の責任でもないので、後は天に祈るしかありません。
「金利は市場が決めるもの」なのですが、現状は日銀が市場に手を突っ込んでこねくり回しているので、全く先が読めません。急激な上昇をしないようにコントロールするようなことを言っていますが、そろそろ転換点を迎えるときが来たのでしょうか？
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