悪質リフォーム業者の見抜き方。
2015・5・3
先日、私がハウスメーカーに勤めていたころのお客様から電話を頂戴しました。どうやらリフォーム業者が自宅に来ているという事で、相談に乗ってほしいとのこと。
そのリフォーム業者は、デジカメの写真を見せながら「お宅の床下の断熱材が落ちているうえに、束(床を支える部材)が腐ってきているので交換が必要だ。」とのこと。そう言われて不安になったお客様ですが、対応しているご主人に内緒で、奥様が私に電話をしてくれたようです。
リフォーム業者の言い分が疑問だらけで、現場が偶然その時に私がいた場所の至近でしたので、その業者が見積書を出すころを見計らい、突然を装って私がお邪魔させていただくことにしました。
リフォーム業者の営業マンは、一見すると紳士そうな雰囲気でしたが、こちらが間違いを追求し始めると、掌を返して逆ギレし、ご丁寧に自分の名刺も含め、全ての資料をお客様から奪い返してトンズラする始末、逃げっぷりは見事でした。
実はそのお客様の家は、リフォーム業者の言うような部材は、そもそも使用しない工法で建てられた家でした。デジカメの写真も、恐らくは別の場所で撮影したものを、あたかもここで撮影したかのようにみせかけ、不安感を煽ったのでしょう、悪質リフォーム業者の典型的な伝統芸です。
この業者は「この近所でリフォーム工事をやることになりました、いっしょにやると安くなるのでどうですか?」と声をかけてきたそうです。実はこれも悪質業者が良く使うトークです、こんな風に声をかけてくる業者は要注意、もちろん近所の工事も嘘です、あとでお客様に聞かれると「あぁ、あれはキャンセルになりました~。」と平気で嘘を重ねます。
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