火災保険はいつまでに加入すればよいのか？
2015/08/06
新居の引き渡し時期が近づくと「いつまでに火災保険に加入すればよいですか？」という質問をいただきます。住宅ローンを利用するかしないかでわかれますが、概ね引き渡しの１～2週間くらい前でしょう、最も遅い場合は、引き渡しの直前になります。
保険料の支払いが気になりますが、最近は、支払う相手が保険代理店だったり、金融機関の窓口だったり、ネット店舗だったりといろいろとありますので、一概には言えませんが、契約後に引き落としだったり、カード決済だったりと支払い方法もそれぞれ違います、事前に加入する保険会社とプランを決めておけば、当日に慌てて保険料を現金で用意する必要は少なくなってきました。
最も気を付けなければいけないのは、住宅ローンを利用するほとんどの場合、火災保険の加入は必須条件になっていることです。特に、金融機関の窓口で加入する場合、住宅ローンの決済日になって、当日はじめてプランの説明を受けるようなスケジュールにしてしまうと、他社とのプランの比較もできなければ、その場に不動産会社や司法書士などが周りにいて、とても落ち着いて検討できる空気ではありません。そうなると本来は必要ない保障までつけて随分と高額な保険に加入してしまうかもしれません。
住宅ローン利用者が、理想的な火災保険の加入時期を検討するには、まずは金融機関に最低限の内容（保険に加入する期限、最低限の保険金額、最低限の保険内容、保険の加入を証明する方法）を確認することです。それらを確認したうえで、余裕をもって各保険会社の商品の比較をし、手続きのスケジュールを確認のうえ、自分の資金計画において都合の良い時に加入するのが良いでしょう。
保険料の高い安いだけで比較するなら、ネットでダイレクトに加入するタイプが一番お得かもしれません。ただし、保険はいざというときになって、はじめて役に立つものです、そのときにデジタルな対応が良いのか、アナログな対応が良いのかは、じっくり考えてみる必要はあります。
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