こんなにかかるの！住宅取得の諸費用 火災保険
2015・7・19
このブログでも何度か取り上げていますが、住宅取得時のいわゆる「諸費用」に対し、住宅取得経験者は「こんなにかかるとは思わなかった。」というのが素直な感想でしょう。
聞いたことのない項目から、耳慣れた項目まで多種多様ですが、予想外に高額でダメージがきついのが「火災保険」です。賃貸住宅に住んでいるときは、年間で1～2万円程度の負担が、30年超の長期契約の場合、100万円超の保険料を一括で支払うことになるのも珍しいことではありません。
今年の10月からは改定で、最長でも10年までしか保険期間が定められなくなるので、よほど大きな住宅でない限り、火災保険だけで保険料が100万円になることは滅多にないでしょう。ただし、火災保険だけでなく、地震保険、家財保険なども同時加入することを検討すると、結局は同程度の負担になることもありえます。
「こんなにかかるのなら早く聞いておきたかった。」といっても後の祭り、建築費や家具などの購入で、使えるお金が乏しくなっていると、付けておきたかった保証を泣く泣く諦めることになるでしょう。
意外に高額な火災保険料は、住宅の売り手側としてはできるだけ隠しておきたい事実です、このことがばれてしまうと予算がそちらに取られてしまうので、大抵は最後まで知らんぷりでかわします。加入の要否はともかく、火災、水災、地震家財、等の保険の内容をよく検討するためにも予め、予算は用意しておくべきでしょう。
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