中古住宅の見学で欠かしてはいけないこと、注意点。
2015/08/10
お客様からよくいただく質問で、「中古住宅を内覧させていただくときの注意点は何ですか?」このところ同じ質問が続いています、そろそろ中古住宅ブームが到来するのでしょうか?
ネットなどでもよくある回答が、水平器などで傾きを確認、外壁や基礎のひび割れ、ドアやサッシの開閉、天井などの染み、床下の湿気、などですが、一般の方では現象自体を見ることができても、それに問題があるのかないのかが不明なので、きちんと判断することはできません。結局それらはプロに判断してもらうのが一番という結論でしょう。
弊社では何を見るかも重要ですが、売主様に対し、どう対応するかということも重要と考えます。見せてもらう買主も緊張しますが、見てもらう売主はさらに緊張しています。内覧当日にむかって何日も前から掃除や整頓をし、ほとんどの売主は、これまでモノを売るという行為すらしたことがない人がほとんどなのに、自分より年齢が若い買主に(売主の方が年配者というパターンが多い)、最大限の配慮を図ろうと努力します。
それだけ緊張して迎えた買主が、まともな挨拶もできず、舐めるように愛着のある自宅をじろじろと見渡すようなことをされると、それまでの準備を否定されるような気分にもなるでしょう、そうなってしまっては「良い買主さん」という評価はいただけません。
はじめての対面の時は、まず内覧の時間を割いていただくことに対し、しっかりとお礼と敬意の言葉を述べることです。第一印象で好感を持っていただき、リラックスして会話ができる関係になれれば、たとえ売却に不利になる情報があったとしても、それを隠ぺいしようとは思わないでしょうし、買主側の要望に対しても耳を傾けてくれるでしょう。
住宅という大きな買い物ですが、中古住宅は個人と個人が取引するものです。スーパーで買い物をするような、ビジネスライクな感覚で向かってしまうと百害あって一利なしです。
絶対ではないですが、初対面の時は、小さな手土産ぐらいは用意されると効果絶大です。ライバルが出るくらいの優良物件では、この小さな差が後々の成果につながることもあります。
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