エアコンなどの室外機はプランニング初期段階で決めておきましょう。
2016/2/29
エネファームやエコキュート、エアコンの室外機などの騒音被害がクローズアップされています。
http://stopteishuuhaon.blog.fc2.com/blog-entry-188.html#more
様々な意見がありますし、意外な判例もあるようですから、これといった決まり手がないのですが、風潮としてはどんどん厳しくなるのでしょう。
裁判になった事例では、迷惑をかけてはいるが、その「程度の問題」の感じ方と「科学的に検証」されていないことの「受忍限度」が争点になっていることが共通するようです。
つまり自宅の屋外に設置した機器により、隣家などの周辺に迷惑をかけているのは間違いない事実だけれども、取り付ける自由があるのも事実なので立場によって見方が「180度」変わってしまうということです。
取り付ける側の周辺に対する問題意識の欠如も問題ですが、取り付け場所をアドバイスする業者にも問題があります。業者は取り付ける前に、問題が起きる可能性のある室外機の設置場所を注文主に確認します。その際に指定された場所が将来に問題が出る可能性があるのであれば、そのことを伝えるべきでしょうが、工事の直前にそのようなやり取りをすると、工事が中止になったり、機材が不足したりして二度足になることもあるので、自ら助言することはありません。
結局は「自己責任」となり、注文主(あなた)が矢面に立って事態の収拾をしなければいけなくなります。工事費の安さばかりを追求すると、本来得られるはずのサポートを放棄することになりかねません。
エコキュートの設置場所については、一般社団法人日本冷凍空調工業会さんが「騒音トラブル未然防止注意喚起チラシ」を配布されています、参考にしてください。
https://www.jraia.or.jp/download/pdf/ecoQ_guidebook2.pdf
住宅の新築の場合、本来このような問題は初期のプランニングの段階で簡単に解決できることです。プランナーや建築会社に問題意識が欠落しているので起きてしまうことであり、施主だけの責任とするのは、なんだか可哀想な気がします。
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