千種区の三菱地所のマンションで問題発覚。
2016/3/26
マンションの欠陥工事・手抜き工事の発覚が後を絶ちません。ついに地元でも大手がやってくれました。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016032502000067.html
あきれてしまうのは問題がわかったのが2年も前なのに、公表が今頃になったことです。その間はいったい何をしていたのでしょうか？その間で中古マンションとして売買された事例は無いのでしょうか？
もし問題が売却期間中に予め分かっていたとしたら間違いなく価格に影響します。さらに販売者の三菱地所と住民との間で、もしも協議が整わないような状態になれば通常の取引すら期待することができなくなるかもしれません。
今回の欠陥工事の問題点の特徴は、問題があること(又は手抜き)が分かっていたのに、それを偽装して隠そうとしていたことが明白な点です。初めからまともな工事をしようとする姿勢すらなかったという事でしょう、顧客に対してのあきらかな裏切り行為です。
三菱地所は今回の問題工事について、「大地震の際の壁の損傷、柱や梁（はり）にかかる負荷が設計上より大きくなる可能性はあるが、重大な悪影響は無い」と説明しているそうですが俄かには信じられません、我が身可愛さに言い繕っているようにしか聞こえません。
これほどまで欠陥マンションの話題が続くと、日本一の土地保有額を誇る大企業がこのありさまです、疑いたくは有りませんが、他のマンションはいったいどうなっているのでしょうか？せっかくインスペクション等の制度が整備されつつあるのに、また中古住宅の信頼性に疑問符が付くようになってしまいます。
大企業として恥ずかしくない責任の取り方を期待します。
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