建築現場は見に行く?行かない?
2016/6/7
「建築現場へはどれぐらいの間隔で見に行けばよいですか?」
自宅の工事が始まると現場の進捗を逐一見に行く人もいれば、ほとんど見に行かない人もいます。施主としての正しい行動はどちらでしょうか?
施主本人の性格にもよりますが、筆者はできるだけ足繁く現場へ通うことをお勧めします。ただし以下の点には注意してください
絶対にやってはいけないこと
①職人に直接指示を出す。
元請け会社を通さず、直接職人に変更などの指示を出すことはタブー。費用面の確認をせずに指示を出すと、必ず後日に問題となります。
②道具や材料に触れない。
現場には所有者の異なる道具や、管理者の異なる材料が置かれています。勝手に触り、紛失などが起きると現場が大混乱します。
③危険な場所に立ち入らない。
現場に入るときは、職人さんが着けていなくともヘルメットを着用する。もし怪我でもすれば大問題に発展します。
少しずつ出来上がっていく自宅を見るのは楽しいものですが、建築途中の建物の所有者は、施主ではなく建築会社です。自分のものだから勝手に見るというのは間違いで、あくまでも「見せていただく」という姿勢は忘れないでください。
最近の建築会社は、職人へのお茶やお菓子の提供も事前に断るところが増えてきました。それでも年配の方だと、「10時と3時にお茶とお菓子を届け、職人をねぎらう。」が当たり前のことと思っていらっしゃるようですが、あまり気にし過ぎると、有難迷惑にもなりますからほどほどに留めましょう。
まったく現場に行かないというのもできれば避けたいです。どんな職人でも感情には左右されます。顔もわからない施主の為よりも、知り合いになった施主の方が親身になりやすいのは当然ですし、適度な緊張感はどんな現場にも必要です。粗を探すような顔で現場を睨み付けるのは良くないですが、写真などを取りながら、記録を残しているふりをするだけでも効果はあります。
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