中古住宅を探すときに最も重要なこと。
2016/2/22
「予算を考えて中古住宅を希望しますが、品質が不安です。」
やはり中古住宅の魅力はなんといっても価格が安いことでしょう。一般的には同じ予算、同じ地域で新築分譲住宅と中古住宅を比べた場合、中古住宅のほうが、敷地も建物も大きいものが買える可能性が高くなります。
子どもの学区などの都合で地域限定の住まい探しをしている人は、新築物件よりも、中古物件のほうが見つかりやすいということもあります。ある程度、地域を絞って住まい探しをする場合は、新築物件にこだわらず、中古物件も同時に検討した方が良いでしょう。
冒頭のお客様の不安のように、中古住宅のデメリットは築年数の経過による建物の老朽化・劣化です。
中古物件は、前所有者の住まい方によっては築年数が浅くても、劣化の激しい物件もありますし、目に見えない瑕疵(欠陥)を抱えている物件もあります。購入にあたっては慎重に建物の状況をチェックする必要があります。
築年数の古い中古物件の場合は、設備や性能、構造などの物件に関する資料が揃っていないことが常です。無いものは作るか調べるしかないのですが、売主(前所有者)は費用をかけてまで資料をそろえることは通常しないので、不動産会社の営業マンが代わって揃えることが一般的です。
この作業を経験豊富で、購入者の立場で知識と知恵をふりしぼって調査・作成してくれれば良いのですが、売主側の不動産業者が売却することだけを考え、良いことだけを強調したり、本来は買主の味方にならなければいけないはずの買主側の不動産業者が、売主側の業者の言い分を都合よく鵜呑みにしたり、あえて都合の悪いことを説明しないこともあります。
つまり中古住宅物件を購入するときは、物件の良し悪しの判断は当然のこと、担当してくれる不動産業者の営業マンが、誠実に買主の立場で対象物件を見極めてくれるかどうかということが最も重要になります。特に不動産業者が売主側と買主側で同一の場合は、どうしても「物件を買わせる」ことに注力しがちなので特に注意が必要です。
弊社ではお客様と一緒に物件見学を行い、第三者としてアドバイスを差し上げるサービスがあります、このようなサービスを利用すれば不安の払しょくに役立つでしょう。熱心な営業マンや、優しそうな営業マンが物件を見極める目をもっているとは限りません。
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