建築現場を美しく保つための費用も施主が払っています。
2016/3/1
筆者の自宅のすぐ近所で、某大手ハウスメーカーが新築工事を行っています。現場の現状は基礎工事が完了し、足場が設置され、いつでも建前工事ができる状態ですが、何だか変です。
通常は足場を設置すれば、遅くともそれから2~3日の間には建前工事が行われるのですが、この現場は設置から2週間以上も経つのに、いまだに建前工事が行われません。気になるのは、恐らく建前工事の時に必要と思われる資材が、現場に放置されたままになっていることです。
建前工事が行われない理由は定かではありませんが(このところ日柄の良い日に限り悪天候だったので、それが理由かもしれません。)放置された資材にかぶせられたブルーシートが風に煽られ捲れ、そこに夜露や雨がかかり埃だらけになり、新品だった資材がゴミのようになっています。
施工者にとっては、「建前工事の時に使うことができればそれで良し。」なのかもしれませんが、注文主から見ればショッキングな風景です。現場で使われる資材は、釘1本から注文主がお金を払っているものであり、無駄に使われたり、雑に扱われることを望んではいません。
注文主には一生に一回の新築工事なのですが、施工者にとっては数ある現場の中の一つにすぎないという感覚があるのでこのような扱いになってしまうのでしょう。大手ハウスメーカーなのですから業界に「範を示す」ぐらいの現場を見せてほしいです。現場の管理費も工事費の中に含まれているわけですから、弊社のクライアントの現場であったら見逃すことはできません。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
お家の進路相談所
株式会社ハウジングコンサルティングファーム
https://hocs.jp
〒444-0059 愛知県岡崎市洞町字西五位原1-1 GoonFactory 102
TEL(0564)26-0222 FAX(0564)26-0220
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△