「今が住宅の買い時」の人もいるだけの話。
2016/2/12
「住宅ローン金利が下がる!」
日銀のマイナス金利の導入で、このところ毎日のようにテレビや雑誌などが「今が住宅の購入時ですよ!」と煽っていますが本当にそうでしょうか?
確かに金利が低い時に、長期固定金利の住宅ローンを借り入れすれば返済総額は少なく済むのでそのとおりでしょう。また、低金利が今後も長期間続くと断定できるのであれば、変動金利型の住宅ローンを利用すればさらに返済負担は少なくなります。
ただし、日本における住宅ローンの金利はこれまでも十分と言っていいほどの低金利でしたし、ローン控除制度などを利用すれば、一定期間は金利負担をゼロにすることも可能でした。つまりマイナス金利などというショッキングなネーミングに、購入者は踊らされる必要など全くないということです。
何故マイナス金利などと言う手段に打って出たのでしょう?今後、順調に景気が回復すると判断できるのであれば、こんな「バズーカ」は必要なかったはずです。強力なカンフル剤を打たなければ立っていられないのが今の日本経済なのでしょうか?
話題がそれてしまいましたが、「住宅ローン金利が低くなるから、住宅は買い時だ。」と断定するのは明らかに間違いです。住宅ローンの金利が低いのは単なる現象であって、住宅購入の判断基準のひとつでしかありません。
今、適正な借入額で住宅購入を考えている人が「運」がいい、というだけの事です。
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