長期優良住宅をお勧めする理由
2016/1/10
昨日は「とよたハウジングガーデン」にて、住まいづくりセミナーを担当させていただきました。陽気が良かったおかげもあるのか、意外に大勢のお客様でごったがえしていました。ご来場いただいた皆様、ご清聴いただきありがとうございました。
昨日のセミナーでも触れさせていただきましたが、特定の工法やメーカーの希望がない限り、弊社では「長期優良住宅」を薦めさせていただくことが多いです。長期優良住宅をお勧めさせていただく理由はいろいろとありますが、誰にでもわかりやすい理由は「法律が後押し。」しているからです。
以下、長期優良住宅の普及の促進に関する法律 抜粋
第三条 国及び地方公共団体は、長期優良住宅の普及を促進するために必要な財政上及び金融上の措置その他の措置を講ずるよう努めなければならない。
2 国及び地方公共団体は、長期優良住宅の普及の促進に関し、国民の理解と協力を得るため、長期優良住宅の建築及び維持保全に関する知識の普及及び情報の提供に努めなければならない。
3 国及び地方公共団体は、長期優良住宅の普及を促進するために必要な人材の養成及び資質の向上に努めなければならない。
4 国は、長期優良住宅の普及を促進するため、住宅の建設における木材の使用に関する伝統的な技術を含め、長期使用構造等に係る技術に関する研究開発の推進及びその成果の普及に努めなければならない。
5 長期優良住宅の建築又は販売を業として行う者は、長期優良住宅の建築又は購入をしようとする者及び長期優良住宅の建築又は購入をした者に対し、当該長期優良住宅の品質又は性能に関する情報及びその維持保全を適切に行うために必要な情報を提供するよう努めなければならない。
上記の条文から読み取れるように、現在の長期優良住宅を優遇する支援制度が充実しているのは、この法律があるからです。各建築会社がオリジナルの技術開発を競うのもよいのですが、法で定めた基準でわかりやすい(比較しやすい)うえ、支援制度で優遇されるのですから、「やったもの勝ち。」なのです。
長期優良住宅は建築会社の規模の大小や、ブランド力の有無を問わず提供することができる、住宅建築の基準と呼べる仕様です。残念なことに、小規模工務店では取り組むことにアレルギーがある会社もあるようですが、2020年までには住宅建築のスタンダードになることは間違いありません。現状ではハウスメーカーが一歩先を行っている感がありますが、今後は地域の小規模工務店も生き残りをかけて「長期優良住宅」に取り組んでくることでしょう、そのときには住宅取得希望者が正しい判断ができるように弊社はサポートしてまいります。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
お家の進路相談所
株式会社ハウジングコンサルティングファーム
https://hocs.jp
〒444-0059 愛知県岡崎市洞町字西五位原1-1 GoonFactory 102
TEL(0564)26-0222 FAX(0564)26-0220
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△